ケベック・シティ到着

rkhonda2004-10-11

VIA Railで移動。Toronto−Montreal−Quebec City。
VIAの車内は結構キレイで飛行機のエコノミークラスよりゆったり座れる。あとモントリオールに入った途端、アナウンスがフランス語主体になったのは少し驚いた。それまでは英語が先で後から同じ事をフランス語で言ってる(はず)のが、どこでも普通。
それが急に切り替わる。しかも英語もフランス語訛りが強すぎて、はじめそれが英語だとも気づかなかった。同じ国なのに違う国に来た感覚に捉われるのはすごく面白い。でも自分のしゃべってる英語もこっちの人からすれば何言ってんのかわかんねぇんだろなって思った。
でもね、フランス語で言ってるのはすんごい長いのに、そのあとの英語はすんげぇ短いの!かなりのはしょりっぷりも笑えた。誰だっけ?こういうネタやってる芸人いたよね!?
まぁ、そんな感じでカナダに来て初めての鉄道の旅は始ったワケです。
朝の9時半に乗って夕方6時45分(Montrealでの一時間半の乗り換え待ち含む)。ようやく目的地Quebec Cityに到着。ケベックとは先住民族の言葉で“川の狭まるところ”という意味。セント・ローレンスの川幅がここで対岸が急に見渡せるほど狭くなっているところかららしい。
その時間にはすでに暗くて辺りも何にも分からない状態。今日はそれを見ることはできない。コンパスを頼りに(街の中なのに遭難してるみたい)手持ちの地図と自分達のいる位置を何度も見比べ、重い荷物を抱えたまま迷った後、親切なアメリカ人の老夫婦に助けられ、予約していたホテル“Au Petit Hotel”にようやく辿り着いた。着いてみれば元気なもので荷物を置いて早速、近場を歩いて観光し、レストランで夕食を取ってからホテルに帰った。
少しの疲れと明日への期待が入り混じったケベック・シティ最初の夜。

Quebec City, Quebec: Au Petit Hotel 泊