ケベック観光2日目。

rkhonda2004-10-13

今日は車を借りてケベック・シティから少し離れたところにあるオルレアン島に行った。
オルレアン島への途中にあるモンモラシー(Montmorency)の滝へまず行った。
この滝はモンモラシー川がセント・ローレンス川に流れ落ちる壮麗なもので、その落差はあのナイアガラの滝の1.5倍の83mもあるらしい。その滝壺のすぐ近くまで行く事ができ、ものすごい迫力の水しぶきによって出来たいくつにも重なった虹を見る事ができる。当然、そこまで行き、ずぶ濡れになりながら、その壮大さを感じ取った。
それから紅葉を見ながら芝生の上で軽い食事を取った後、細い橋を渡り、紅葉真っ盛りのオルレアン島へ向かった・・・・
まず観光案内所へ行き、島内の地図をもらい観光名所を聞いた。
島は狭いながらも6つの村があり、それぞれの教会を中心に小さなコミュニティを形成している。
島内は紅葉の主役でもあり、カナダ国旗のモチーフとなったメープルが鮮やかに色付いていた。本当に素晴らしい景色が続く。
オルレアン島のことを先住民であるネイティヴ・インディアン達は、かつてここをミニゴー(仙境)と呼んでいたらしい。セントローレンス川に浮かぶ翡翠のようなオルレアン島では時間がゆっくりと流れているようだ。
何故ならこの島に本土とをつなぐ橋が完成したのは1935年のこと。そのため、昔から栄えているケベック・シティはすぐそばにあるのに、この島の人々は独自の時間とリズムで生活しているからだ。
案内所で1ドルで買ったガイドブックを頼りに(ほとんどフランス語)いくつかの名所をまわり、その島にしては少し大きめのレストランでランチをとった。メニューは全てフランス語でウェイターのあんちゃんは全く英語がしゃべれなかったが、大体イメージどおりの料理が出てきた。料理はコースだったから当然デザートにコーヒーまでついてくる。単品で頼むより全然安かったからだ。(ここ以外にも外食はすべてコースを食べてた。こりゃ太るね・・・。)
お腹がいっぱいのまま島内を車でまわり、バイソン・パークで車のすぐ近くでバッファローの群れを見た後、パーク内の水路でカヌーをし、バッファローの肉を食べた。その後、街道沿いにあるメープルシロップ(カナダのお土産品の代名詞で、ここケベック州で採れる)の採取場を見学し、島を離れ、そこからさらに遠くにある大聖堂を見物し、時間いっぱいまでレンタカーしてたっぷり遊んでから急いで戻した。

明日は朝からVIA鉄道に乗り、Montrealへ。

Quebec City, Quebec: Au Petit Hotel 泊