カナダ首都オタワへ

rkhonda2004-10-16

モントリオール発10時のVIA鉄道に乗り込み、カナダの首都であるOTTAWAへ。
朝10時にモントリオールを離れ、二時間程で着いた。
まずは滞在先であるユースホステルへチェックインに行った。今回、泊まるユースは今までとは趣が違う。それはそこが1862年から1972年まで郡の刑務所だった建物を改造した所だからだ。カナダで最後に絞首刑が執行された場所をはじめ、旧施設の見学ツアーが行われるなどしていて一風変わった体験ができる。もちろん、そこに泊まることができる。
チェックインを済ませ、まず荷物を部屋に置きに行く。入り口からそうなんだけど、階段からはさらに雰囲気たっぷりで楽しませてくれる。一歩ずつその階段を上がる。レンガ造りの当時のままの壁をつたい、自分のフロアの重い扉を開ける。それを開けると左右に通路が分かれていて、それぞれの通路にとても狭い部屋の入り口が等間隔で見える。フロントで渡された自分の房の番号とベッド番号で今日寝る場所を探す。房への入り口は人一人が何とか通れる程度の幅で、そこから入ると4m弱の空間が広がる。左右には二段ベッドがそれぞれ置かれているだけ。他には何もない。ただ男が4人寝られる空間があるだけ。もっと色々見たかったが、とりあえずバックパックを自分のベッド下に置いてオタワの街へ見学に出かけた。
Ottawaは1857年に首都に定められて以来、長期的な計画のもと営々と都市づくりが行われた街。それにより工場などはすべて郊外に移すなど、ひとつの“理想都市”だとも言える。
まずは国会議事堂を中心にぶらぶらと見て回る。国会議事堂には中に入れるツアーが無料であったので参加した。入るなり、驚いたのは厳重なセキュリティチェック。空港なんかよりもかなり厳しく細かい。ツアーの一行全てがそのチェックを終えるのに20分もかかった。ニューブランズウィック出身の若いお姉さんの説明を聞きながら議事堂を案内される。最後の時計台のすぐ下にある展望台に登り、ツアーを終えた。



Ottawa, Ontario: Hostelling International 泊



▼ハロウィン準備で活気付く街



▼国会議事堂周辺


▼時計台からの眺め