About CANADA

Canada

概 要◇  

  • 国名
    • Canada カナダ
  • 国旗
    • かえでの葉をモチーフにし、左右の赤いラインは太平洋と大西洋をあらわしている。
  • 国土
    • 国土の総面積は9,093,507km(世界第2位、日本の27倍)
  • 人口
    • 約3,100万人。米国との国境300km内に4分の3が居住。でも日本より1億人も少ない。いかに日本が窮屈な国かってのがよく分かる。
  • 民族
    • 多民族国家。人口の19%がイギリス系、9%がフランス系、混血が26%、アジア系が26%。
  • 言語
    • 公用語は英語とフランス語の2つ。国民の59%が英語、23%がフランス語を話す。ケベック州以外ではほぼ英語と考えてかまわない。ケベック州では公用語がフランス語で、モントリオールでは、両方話せる人が多いが、それ以外ではあまり英語が通じない。例えばおじいさんとその孫がそれぞれひとつの言語しか喋れないことも当たり前で、肉親なのに言葉が通じない事もよく聞く話。ちなみにカナダで売られている商品は英語とフランス語の商品説明が義務付けられている。だから小さな商品だと字まみれ。
  • 時差
    • カナダは6つの時間帯があり、東西で4時間30分の時差がある。ヴィクトリアは日本から17時間遅れ。サマータイムサスカチュワン州を除く)があり、4月の第一日曜日から10月の最終の日曜日までは1時間繰り上がる。
  • 電圧 
    • 110V、60Hz。ソケットもほぼ同じで、日本から持ち込んだ電化製品は大体使える。精密機械は、故障の原因となるので、アダプターが無いものは、変圧器を通して使わなきゃならない。面倒だけど、この前差し忘れてCDプレイヤー壊した。
  • 水道
    • 日本の水道水と同様に飲むことができる。でも都心はあんまりおいしくない。ミネラルウォーターも簡単に手に入る。東京よりは安い。
  • 単位
    • 日本と同様、メートル法を採用している。スーパーなどではパウンドが使われていて、慣れるのに一苦労。ただこれも随時、グラムに変更していくらしい。
  • 年齢制限
    • タバコは18歳未満は不可。タバコは高いから止めるのにいい機会。アルコールは一部を除いて19歳未満は不可。守ってるかどうかは日本と一緒。
  • 国技
    • ホッケー、ラクロス(カナダ人は特に男女問わず、ホッケーに夢中です。試合の次の日は試合の話題で持ちきり。)

こんな話がある。ある飲食店ではテレビがあってNBA(バスケットボール)が流れていた。客の一人が店のオヤジに「今日はTHE GAMEはないのか?」と尋ねると「あっいけねぇ!」と言ってホッケーの試合に切り替える。そこには余計な言葉は要らない。ちょっとかっちょいい。日本でコレ言ったら相撲にされるんだろうか?コレはかっちょわるい。

  • 政体
    • 立憲君主制、連邦制。イギリス型議会主義と連邦主義の立場を取る。英連邦の一員。イギリスって国は世界中どこにでもあらわれるなぁって思う。
  • 特徴
    • 世界第二位の広さの国土と、豊富な天然資源を持つ国。豊かな自然を生かした豊富な観光資源を持つ国としても知られている。政治的、経済的にも安定している国。しかし、一方で、アメリカに経済的、文化的に強い影響を受けている国であり、ケベック州の分離独立問題と言う難問を抱えている。日本との関係は深く、カナダにとって、アメリカに次ぐ貿易国。

気 候
カナダは国土が広いだけに、様々な気候に分かれる。

  • 西海岸
    • 太平洋の暖かく湿った気流の影響で年間を通しての気温の差が少なく、夏は涼しく、冬は暖かい。ロッキー山脈へぶつかった気流は、冬は周囲に大雪をもたらす。
  • 大平原地帯
    • 太平洋からロッキー山脈を越えて吹き込む風は乾いていて、暖かく、この地方は、一日の気温差が大きい。
  • 五大湖周辺
    • この地方は、四季がはっきりしていて、夏は蒸し暑く、冬は雪が多い。
  • 大西洋沿岸
    • 霧の多い地域で、沿岸部は夏は涼しく冬は温暖だが、内陸部は、夏は暑く、冬は寒い。
  • 極北
    • カナダの北に広がる北極圏。永久凍土が広がり、年間を通じて、夏以外は零下。人の住むトコじゃねぇ。

物 価
カナダの物価はほぼ日本と変わらない。ただし、長く滞在し、生活する者にとっては、日本より安く生活できる。食料品、生活雑貨は日本より2、3割安く買える。アパートなどは光熱費込みというところが多いので、その分安く済む。肉は異常に安く、魚介類は恐ろしく高い。アメリカドルに比べ、円が強いので食事は自分で作ればかなり節約できる。ただ旅行者にとってはお金のかかる国。州それぞれ税額が違い、日本人が行きたがる州は高い。ホテル、交通費、食事等日本と一緒ぐらいかかる。

博物館 $3〜15 映画 $5〜(安いところはいくらでもある。2本で5ドルもある) スポーツ観戦 $20〜
酒類は日本より全然高い。2、3倍するものが結構ある。タバコは日本より5割高。電化製品は品質も含め、日本のほうが割安。

通 貨
通貨単位
カナダの通貨単位はカナダドル
紙幣は$5、$10、$20、$50、$100、$500、$1,000の7種類。
硬貨は、¢1(ペニー)、¢5(ニッケル)、¢10(ダイム)、¢25(クォーター)、$1(ルーニー)、$2(トゥーニー) の6種類。
実際には、$500や$1,000紙幣を使うことはほとんど無い。未だに$100までしか見たこと無い。
ちなみに、¢25、$1のコインは使用頻度が高い。切らすと色々不便。それ以下の小銭はうまく使わないと、すぐに財布がパンパンになる。なかなかやっかいもの。


  • クレジットカード
    • 非常に普及している。VISA、Master Cardが強い。American Expressはまだまだ普及していない。

マナー
チップ
カナダにはチップの習慣がある。チップの相場は料金の課税前の15%。チップの必要な場所は、レストラン、タクシー、ルームサービスなど。カナダは消費税が15%!なので、同額を払うのが簡単。

レストランなどは、リーズナブルな価格のレストランは、フリーサービスで、チップがいらない店もかなりある。まあ、それほど構えて食事しなくても大丈夫。あとエスカレーターは左側を空ける。これは日本と逆。ドアを開けたら、後ろの人に気を使い、出来るだけ扉を押さえつつ通るのが常識みたい。最初、ちょっとびっくりしたのは若い怖そうなあんちゃんが5mぐらい先に店に入った時、オレらが入るまでドアを押さえててくれたとき。こんなのは当たり前みたい。でもいい文化だね。

その他

あと、現在最終シーズンが放送中の人気シットコムFRIENDSでチャンドラー役を演じているマシュー・ペリーもカナダ人。この番組、こっちではものすごい人気。それに乗じて主役の6人はかなりのギャラを手にしている。1話30分番組で確か一人1億円を超えるギャラ。信じられる?たった30分だよ。1シーズンが24話あるから1シーズンで・・・。スケールが違うなぁって思います。

参考:tront on line


カナダ大使館http://www.canadanet.or.jp/about/geninfo.shtml