変わるってこと

BS&MJ

検索エンジンに『I Hate Britney Spears』って入れてヒットしたサイトの数は、サダム・フセインブッシュ大統領よりはるかに多いらしい。フセインはようやく捕まり、ブッシュは次の選挙に向けて着々と資金を貯えている中、来日中の彼女のニュースはこっちでも毎日見ることが出来る。彼女が嫌われる理由は急激な方向転換で、最近ではヒルトン姉妹とあんまり変わらないっていうか、もっとすごい格好で、雑誌の表紙などを賑わしているのが、世の女性たちの反感を買ってるらしい。元々、『I'm not a girl,not yet a woman』みたいな女性の共感を得られる曲も多かっただけにその反動はより大きいみたい。(何か評論家臭いからここまで)
何が言いたいかっていうと、人生においての分岐点について。彼女は8歳ぐらいから全米の様々なオーディションを勝ち抜き、ショービジネスの世界に入った。一旦その世界を離れたけど、戻ってきて歌で世界的なヒットを飛ばし、今の地位にいるみたいだけど、何か最近世間を騒がしてきたあの人に何となく(ホント何となく)似てるなぁって思って・・。そう、Michael Jackson 。逮捕されたけどアメリカの象徴のMoneyTalks(金がものをいう)で何だか曖昧な方向に行ってるみたいだよね。(それるけどアメリカではお札のことをスラングでDeadPresidentsっていうらしい。理由は肖像に使われてる大統領たちはみんな故人だから(笑))MJの方は昔、自分が虐待されてたりとBritneyに比べると複雑らしいけど。(まぁジョンベネ事件もあるから何とも言えないけどね)結局は幼いころからそういった世界に身をおくと、ビッグマネーに目が眩んだ親の過度な期待や常に時代をリードしていかないといけないっていうプレッシャーと、飽きさせない演出を常に考えていないといけない中で、自分が何なのかっていうのが分からなくなってくるんじゃないかって思う。幼いころから知られて来たBritneyも新たな話題作りとオトナの女性への転換を急に強く推し進めたがためにフセインに勝っちゃったのかなって思った。MJはこれまた違うけど。でも最終的にはBritneyもMJもCD売れてるって事は結局、彼らの戦略にハマッてるって事は否めないけどね。
方向転換っていうか人生の分岐点に今の自分もいる訳で、彼らみたいな有名人じゃないけど、ここの環境に流されないよう、ちゃんと地に足つけて行かないとって、ちょっと感じた日曜日。うーん、結局、最後まで支離滅裂だった。
関係ないけどマドンナがfeaturingしてる新曲のMVでマドンナの振り付けが変なおじさんに見えるのは一人じゃないはず。