A baby dragon, or a bad joke?

高さ75センチ(30in)ほどのガラスのビンの中にホルマリン漬けにされたドラゴンの幼体が発見された。これはイギリス南部、オクスフォードシャーに住むデイヴィッド・ハートさんのガレージから出てきたもの。
調査の結果、このドラゴンは、1890年代にドイツの科学者がイギリスの科学者を騙すために作ったものらしい。つまりニセモノ。当時、科学者は今のポップスターのような存在で、英独の科学者のライバル意識は凄まじいものだったそうだ。精巧に作られた歯やへその緒などは完全?に作られていて、体はインディアラバーなる素材もしくは特殊なワックスで作られたらしく、その当時のドイツの一流の技術がこの中に詰まっているそうだ。だから決してふざけて作ったものではないらしい。
このビンは金属製の缶に納められていて、中にはオールドスタイルの文字体で書かれたドイツ語の文書が納められていた。文書は英自然歴史博物館によるもので、同博物館がドラゴンの真贋を疑い、破棄するよう命じる内容だった。そして破棄するためにその缶を運んだポーターが、そのドラゴンを失敬したらしい。それがハートさんの祖父、フレデリック・ハートさんのようだ。
今、見ても結構すごいつくり。ドイツ人だなぁって感じ。きっとコレ作るときも、クスリとも笑わず真面目に仕上げたんだろうなぁ。でも当時、最初にこれを見た人の反応ってどうだったんだろね?


★記事URL①★
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2004/01/24/ndrag24.xml&sSheet=/news/2004/01/24/ixhome.html


★記事URL②写真有★
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040125/ids_photos_wl/r1482333804.jpg