走る人、走らない人

rkhonda2004-03-29

最近、図書館でビデオを借りまくってる。DVDも借りられるけど日本とはリージョンコードが違うから世界対応ではないうちのプレーヤーでは見ることができない。借りるのは、もちろんタダだし、予約して取り寄せる事を覚えてから、常に入荷待ちが10本近くある状態。家には今8本もある。所がそんなに借りたところで全部見れるわけが無い。大抵は見ないで返すか、簡単な手続きをして延長するかだ。(一回だけできる)まぁ、延長したところで必ず見るわけでも無い。でもそれを繰り返す。映画好きのオレにとって今はちょっといい環境なのかも。最近、更新してなかったのもそのせい。
予約していた本やビデオが届くと図書館から電話がかかってくる。しかも自動音声。その電話に出られなければ手紙で知らせてくれる。こういう所のケアは細かくて感心する。本やビデオなどには一応、防犯のタグがついてる。万引きするような輩もいるからだ。だからたまに出入り口のセンサーに引っかかって周囲にけたたましい音が鳴り響く。図書館で働く人達は女性が多く、男性もいるがあまり若くは無い。誤作動も多いのだが、盗るヤツは大抵が若いヤツなので、よく出口から走って逃げているのを見かける。でも盗られたのが分かっても、従業員の反応はいたって冷静。あまり気にもしていないようにも思える。ここヴィクトリアではあまり走っている人を見ることは無い。走っているのは最近増えてきた観光客と出勤前のジョギングをする人と万引き犯ぐらい。ここに住んでいる人々は常に時間にゆとりを持っていて、日本の生活の忙しなさが余計に目に付く。でも万引き犯ぐらい走って捕まえようよって思ったりもする。