環境か美観か

バンクーバーダウンタウンを走るバスは電動で走っているものがほとんど。電車のように上にパンタグラフがあって、そこから電力供給されて動いてる。確かに多くの高架線が町中に張り巡らせてあるので見た目は決して美しいとは思えない。でも電動だから排気ガスが出ない。美観を取るか環境を取るかその選択は地域によって様々だけど、バンクーバーは環境を選んでいる。シアトルもそうだった。ヴィクトリアはなかった。
でも電車なら線路の上を走るだけだからその高架線からそれる事はないけど、バスは運転手が実際に運転するのにどうなるの?って思うでしょ!?その答えはすごく簡単で、ただバスの運転手さんはその線から外れないようにうまく運転するんですよ。だからヘタな運転手だとたまに外してしまい、バスが止まっちゃうんです。もし外れてしまったら運転手はわざわざバスから降りて自分で直さなきゃいけないんです。もしみんながここに来てバスがワケ分かんない所で止まったりしたら、あなたの乗ってるバスの運転手はヘタなのか酒飲んでるかのどっちかなんです。(嘘)


<写真>犬のようにつながれたバス(左)と、外れた線を恥ずかしそうに直してるバスの運転手さん。クリックすると大きくなるよ。