卵の色

こっちに来てからしばらくに経つけど、まず最初に驚いたことのひとつ。
それが卵だった。卵はこちらでも日本同様、朝の食卓にはかかせないひとつの食材のひとつで調理法は様々だけど、何らかの形に姿を変え、テーブルにのぼる。ユースホステルでの滞在中から近くのスーパーで買い物し、簡単な朝食としていた。
まずスーパーの陳列から驚く。卵用の専用什器に山積みになっているのは日本と同じだけど、買う人は皆、買う前に卵のパックを開け、中身をチェックしていた。輸送の問題か、それともカナダ人独特のおおらかな気質からか、きちんと中をチェックしておかないと卵が割れていることが多々あるからだ。しかもかなりの割合で割れている。
自己責任?でそれらを選びレジを通し、買って帰る。朝食の支度時、また驚く。卵の黄身の色が異様に黄色いからだ。日本のようなオレンジがかったような色合いではなく、限りなくレモン色に近い色だからだ。もしかしたら日本の色が欧米から見るとおかしく見えるのかもしれないけどね。味は大して変わらない。でも最初見たときは少し気持ち悪かった。たまごかけごはんはやめたほうがいいかなと思ったりもした。こんな些細なことを積み重ねていくのも海外で生活していくことの醍醐味のひとつかもしれない。